理事長あいさつ
埼玉の表玄関、川口市は「本当に住みやすい街大賞(民間機関調査)」で4年連続ランクインを果たすなど高い評価を受け、引き続きJR川口駅周辺の魅力のある街づくりを促進しています。
川口本町4丁目9番地区第一種市街地再開発事業は、このJR 川口駅東口から南へ約400mに位置する約0.7 haの地区で、駐車場などの低未利用地や老朽化した木造密集住宅、旧耐震の共同住宅などが混在する防災上も非常に危険な地域となっているため、市街地再開発事業の採択により土地の高度利用と都市機能の更新を行い、都市計画道路の拡幅整備や建築物の共同化、不燃化を図り、誰もが利用できるオープンスペースの創出と防災設備を設置することで地域の防災性を高め、駅からの至近立地を生かした魅力ある街づくりに寄与するよう計画いたしました。
当事業は、2013年10月に個別説明会でご提案申し上げてから9年が経過いたしております。この間、国や県、市をはじめ権利者の皆様、コーディネーター、業務委託や請負業者の方々など、多くの皆様のご理解ご協力をいただきながら進めてまいりました。
昨今の社会情勢は、新型コロナウィルス感染症やウクライナ情勢などの激化により、円安や原油価格の高騰など国内外で物価が上昇し、建設関連事業にも大きな影響が出ております。
厳しい情勢ながら、とりわけ参加組合員である三井不動産レジデンシャル様や権利者の皆様のご理解ご協力をいただき、おかげさまをもちまして2022年8月臨時総会で権利変換計画をご承認賜り、認可申請の運びとなりましたこと心より御礼申し上げます。
2026年5月の竣工を目指し、生活の利便性を高め、安全・安心で末永く暮らせる街づくりに取り組んでまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
令和4年9月吉日
川口本町4丁目9番地区市街地再開発組合
理事長 児 玉 洋 介